専攻必修
AB言語熟達Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ
会議通訳者・翻訳者として活動するために必須の用語や表現法をA言語とB言語にまたがって完全に習得し、実際に使用する。また、必須として求められる経済、金融、技術、環境など各分野において頻繁に使用される用語や概念だけでなく、関連テキストを習得することで、通訳と翻訳の現場でどのように適用されるのかに慣れる。さらには、実際の国際会議やセミナー式国際会議において使われる主要表現および文章を中心に用語および表現法に慣れ、また会議の状況に応じた様々な表現をすぐに理解できるようにし、実際に練習する。
逐次通訳入門ⅠA-B / B-A (Intorduction to Consecutive Interpretation)
逐次通訳の基本概念およびノートテイキングの基礎技術に慣れるための通訳演習課程で、文章を聴いて理解し分析する能力と、要約してまとめ、ターゲット言語で明解に伝達する能力、さらには記憶力向上訓練、象徴化技法、集中力訓練を実施し、話者の発言内容を傾聴し、明確に理解することができる能力を育む。
逐次通訳Ⅰ,ⅡA-B / B-A (Consecutive Interpretation)
1学期に学んだ逐次通訳の基本概念と基礎技術をさらに深め、文脈の核心となる内容の把握と要約をしながら、同時に話者の発言内容を傾聴し、ターゲット言語を正確に駆使する練習を段階的に学ぶ。テーマ別に、逐次通訳Ⅰでは政治、経済分野を、逐次通訳ⅡのステップではIT/BTなどの科学技術分野を重点的に学ぶ。能動的なリーディング力と集中力、記憶力、ノートテイキング技法、要約および分析力を集中的に訓練する。
サイトトランスレーション・専門逐次通訳Ⅰ,ⅡA-B / B-A (Sight Translation & Consecutive Interpretation in Specific Areas)
サイトトランスレーションは目で原稿を読みながら口頭で同時に通訳をする作業で、同時通訳の基礎を築く課程である。通訳者に原稿が与えられる場合、最も短い時間に消化して通訳に望むための瞬発力を育てていく。1年生のときよりも難易度を高め、テキストの長さを増やしながらメッセージを正確に理解、分析し、明瞭な表現と正確な語法と発表スタイルを強調する。特に、国際政治、経済、金融、通商、科学、技術、環境、医学、通信分野を中心に様々な専門分野のテキストを扱い、授業毎に決められたテーマに対する事前調査および用語整理を通じて通訳準備の技法に慣れていく。ノートテイキング技法をより論理的に訓練し、言語の駆使力の論理性と明確な分析力を育む。
AB言語熟達Ⅰ,Ⅱ(Advanced B language)
ネイティブスピーカーの教員の指導の下、各自の専攻言語の能力をさらに向上させる。特に分野別に様々な文章やテキストに慣れ、より専門的なテキストを活用して一段階アップした専攻外国語の駆使力を育むことを目標とする。
B地域入門 (Cultural Studies)
ネイティブスピーカーの教員の指導の下、専攻外国語で行われる授業で、専攻言語地域に関する社会文化的な状況と主なトピックを深く理解する。専攻外国語で討論、発表することで、外国語力の向上はもちろん、その地域に関する多様な見識を広げる。
パブリック・スピーチ (Public speech)
舞台恐怖症をなくし、音声表現力、スムーズな意思伝達力及びスピーチ力を習得する。自由なテーマで発表者の考えを正確、的確かつ明瞭に伝えるコミュニケーション力を養うための科目であり、ネイティブスピーカーの教員の指導の下、一般分野から時事・常識問題に至るまでさまざまなテーマを取り扱う。また、社会問題以外にも、話題の国際ニュースなどを取り上げ、あらゆる言論メディアを積極的に活用して深く分析・討論することで、通訳者として必要な言語コミュニケーション能力を育成する。
エッセイライティングⅠ,Ⅱ (Essay Writing I, Ⅱ)
Narration, Description, Comparison, General Overview, Supporting an opinion など、エッセイのテーマ及び技法によって授業が進められる。そのため、実際に多種多様な文に触れ、それに伴う作文技術、論理展開力及びテーマ伝達力などを習得し、全般的に作文能力が向上するように指導する。
テーマ別時事討論 I, Ⅱ (B言語)
時事的なテーマや難易度の高い専門的なテキストを活用してテーマを理解した後、各自の意見をB言語で発表することを主要目的とする。専攻の外国語を最高レベルにまで熟達させるチャンスである。最も難易度が高いテーマ及び最新の懸案問題を扱う。事前調査を通して得た知識をもとに、批判的なリスニング力、説得力、論理的思考力を養う。B言語能力の総合的な向上に重点を置く。
同時通訳 A-B / B-A (Simultaneous Interpretation)
同時通訳の入門であり、リスニングとスピーキングを同時に行うために必要な集中力、分析力、駆使力、要約力、表現力を養うと共に、発声や音声表現力、スムーズな伝達力を向上させる。入門過程では、テキストを理解し、リスニング力、分析力、要約力を鍛えると共に、会議の準備や用語集の作成などの練習を行う。
専門分野同時通訳 A-B / B-A (Simultaneous Interpretation for Specific Areas)
同時通訳の需要が高まっていることを踏まえて、専門及び特殊分野のテキストを使って、専門知識や背景知識、用語を整理し、より正確でスムーズな同時通訳ができるように学び、国際会議通訳者として活動できるように育成する仕上げ段階だといえる。
一般翻訳 A-B / B-A (Basic Translation)
翻訳に関する基本理論の下、さまざまなテキストを使って翻訳技術を習得する。翻訳テキストの要旨及び概要の把握から正確な意思伝達力及び問題解決に必要なノウハウなどを学び、口語・文語を問わず全般的な翻訳技法を習得する。経済、金融、社会、会計、文化、医学など、実際に翻訳されたテキストを使って、翻訳の理論と技法を習得する。
専門翻訳 I,Ⅱ,ⅡI A-B / B-A (Technical Writing)
貿易公文、約定・契約、許可書類、キャッシュフロー、財務諸表、決議文、広告、特許文書などの資料をテキストとして使い、実際に翻訳してみることによって、政治、経済、文化だけでなく、実際の現場で応用可能な翻訳作業を学び、習得する。学んだ翻訳技術及び原理を実際に適用し、効率性を高める。テキストの種類や特性によって異なる文体や特徴を把握すると共に、学生たちがプロジェクトを通して完成した翻訳を発表する機会を提供する。また、学生たちが翻訳作業に使った技法や特性を紹介し、peer editingとpresentationを通して翻訳力を鍛える。さらには、メディア翻訳の需要が急増していることを考慮し、実際に放送及び放映されたドラマ、ドキュメンタリー、映画、アニメーションなどの資料を活用して授業を進め、さやゆる分野における翻訳力を鍛える。
論文指導 (Supervised Thesis Research)
指導教授の論文指導の下で、論文を書き上げる。